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【書評】バズる動画・ライブ配信 確実に拡散するしくみ/飯田祐基 ダイヤモンド社

  • 執筆者の写真: SHO WATABE
    SHO WATABE
  • 2020年2月10日
  • 読了時間: 2分


500本以上の動画やライブ配信に携わってきたという飯田裕基さん。

その経験をもとに動画やライブ配信を拡散させるためのコツやインフルエンサーの活用方法などをまとめた一冊。

巻末特典には人気YouTuberのゆうこすさん、SUSURUさん、それぞれのインタビューが収録されている。


この本は会社や商品の宣伝にYoutubeを利用してみたいという人向け。

ちなみに著者は動画を内製することをおすすめしており、その際に大切なことは質より量ということを強調している。


私が気になったのは初めて知ったライバーの存在。

ライバーとは動画を作成するクリエイターとは異なり、生のライブ配信を主戦場にしている人たちのこと。

著者曰く、ライブ配信は企業の商品やサービスの魅力を訴求するための重要な場所となり、2020年代にはライブ配信市場が動画配信市場を追い抜くと予想している。


また巻末特典のインタビューが面白い。

ゆうこすさんはファンをセグメント化し、発信先を使い分け。

SUSURUさんの「SUSURU TV.」は撮影・社長業・編集業をほぼ分業にして効率化。

それにより毎日の動画アップを可能にしている。

Youtuberと聞くと、あまり物事を考えずに面白いことを追求しているというイメージが少なからずあった。

しかし、このインタビューを見ると普通のサラリーマンより高い目線で考えているような気がする。


飯田裕基さんは2015年に会社を設立。

現在も3000人以上のインフルエンサーと提携する株式会社ライバー取締役会長ファウンダーとして活躍している。


広告というとすぐに芸能人を使用することを頭に浮かべてしまうが、もうそういう時代ではないと気づかせてくれる一冊。


https://www.amazon.co.jp/dp/4478106193/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_8pHfEb3MMT540

 
 
 

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