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【書評】MBA経営戦略 STRATEGY/グロービズ・マネジメント・インスティテュート【編】 ダイヤモンド社

  • 執筆者の写真: SHO WATABE
    SHO WATABE
  • 2020年1月9日
  • 読了時間: 2分

山口周さんの「読書を仕事につなげる技術」をKindleで読破。

そこに「これだけ読めばいい! ビジネス書マンダラ 超基本の6冊」として紹介されていたのでAmazonで購入。


シンプルな見た目のハードカバー。

一見取っ付きにくそうであるが、中身を見るとそこまで難しい言葉を使っているわけではない。

またページ数も200ほどなので、ある程度のスピードで読める。


内容は経営戦略に関しての知識が凝縮されている。

「これだけ読めばいい!」と紹介されているだけあって、内容がとても濃い。

ビジネスパーソンであれば読んで損はない。


この本のいいところはちゃんと戦略の基礎を説明してくれているところ。

通常であれば最新のフレームワークの紹介等になってしまうところだが、経営理念と戦略の違いなどから説明がある。

そのため、これから勉強を始める人もついていくことができる。


また、理論的な事ばかりでなく「リーダーシップの役割」など人間としてどうすべきかという記述もある。

私としてはこちらの方が興味深かった。


この本には様々な知識が紹介されているが、読み進めていくうちに大切なことが見えてくる。

それは「観察」→「分析」→「実行」→「修正」。

(PDCAサイクルとほぼ同じ。)

知識はあくまで手段であって目的ではない。

さらに、状況によって取るべき戦略は変わってくる。

それを踏まえた上で戦略の勉強をすることが重要である。


山口周さんは何度も読み返す必要があると述べていたが、その通りであると思う。


「超基本の6冊」で紹介されていた他の書籍も購入したので、少しずつ読んでいこうと思う。


https://www.amazon.co.jp/dp/4478372438/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_BpjfEbDV04P9S

 
 
 

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